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古文単語「ふさがる/塞がる」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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ふさがる/塞がる

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ラ行四段活用

未然形ふさがら
連用形ふさがり
終止形ふさがる
連体形ふさがる
已然形ふさがれ
命令形ふさがれ


意味1:自動詞

遮られる、妨げられる、閉じる、詰まる

[出典]:よろづの事は 徒然草
「左右広ければさはらず。前後遠ければ塞がらず。」

[訳]:(人の心は)左右に広ければ差し障りがない。前後が遠ければ妨げられない。


意味2:自動詞

胸がいっぱいになる、こみ上げる

[出典]漂泊の思ひ・旅立ち 奥の細道
「千住といふ所にて舟を上がれば、前途三千里の思ひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の涙をそそぐ。 」

[訳]:千住というところで舟をおりると、前途は三千里もあろうかという旅に出るのかという思いで胸がいっぱいになり、幻のようにはかないこの世の分かれ道に離別の涙を流す。


意味3:自動詞

立ちふさがる、立ちはだかる

[出典]:嗣信最期 平家物語
「馬の頭を立て並べて、大将軍の矢面にふさがりければ...」

[訳]:馬の頭を立てて並べて、大将軍の真正面に立ちふさがったので...


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