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『笹の葉はみ山もさやにさやげども我は妹思ふ別れ来ぬれば』現代語訳と品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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はじめに
このテキストでは、万葉集で詠まれている「笹の葉はみ山もさやにさやげども我は妹思ふ別れ来ぬれば」という歌について説明していきます。
原文
笹の葉はみ山もさやにさやげども我は妹思ふ別れ来ぬれば
現代語訳(口語訳)
笹の葉は、この山にさやさやと(心乱せというように)風に吹かれて音を立てているけれど、私は妻のことを一筋に思っています。別れてきてしまったので。
単語
さやに | さやさやと音をたてること |
妹 | 親しい女性を指す言葉。ここでは奥さんを指している |
品詞分解
※名詞は省略しています。
笹 | ー |
の | 格助詞 |
葉 | ー |
は | 係助詞 |
み山 | ※ |
も | 係助詞 |
さやに | 復助詞 |
さやげ | ガ行四段活用・已然形 |
ども | 接続助詞 |
我 | 代名詞 |
は | 係助詞 |
妹 | ー |
思ふ | ハ行四段活用・終止形 |
別れ来 | カ行変格活用・連用形 |
ぬれ | 完了の助動詞・已然形 |
ば | 接続助詞 |
※「み山」の「み」は接頭語
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