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古文単語「つとむ/勤む/務む/勉む/努む」の意味・解説【マ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
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つとむ/勤む/務む/勉む/努む
このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「つとむ/勤む/務む/勉む/努む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
マ行下二段活用
未然形 | つとめ |
連用形 | つとめ |
終止形 | つとむ |
連体形 | つとむる |
已然形 | つとむれ |
命令形 | つとめよ |
■意味1:他動詞
努力する、励む。
[出典]:塩釜 奥の細道
「人よく道をつとめ、義を守るべし。」
[訳]:人はよく(その)道において努力し、義を守らなければならない。
「人よく道をつとめ、義を守るべし。」
[訳]:人はよく(その)道において努力し、義を守らなければならない。
■意味2:他動詞
仕事として行う、勤める。
[出典]:競べ弓・弓争ひ 大鏡
「朝廷ざまの公事・作法ばかりにはあるべきほどにふるまひ、時違ふことなく勤めさせ給ひて...」
[訳]:朝廷での行事や儀式だけは、身分相応に振るまい、時間を間違えることなくお勤めになられましたが...
「朝廷ざまの公事・作法ばかりにはあるべきほどにふるまひ、時違ふことなく勤めさせ給ひて...」
[訳]:朝廷での行事や儀式だけは、身分相応に振るまい、時間を間違えることなくお勤めになられましたが...
■意味3:他動詞
仏道に励む。
[出典]:明石 源氏物語
「後の世を勤むるさまかきくづし聞こえて...」
[訳]:後の世のために仏道に励む様子を少しずつお話し申し上げて...
「後の世を勤むるさまかきくづし聞こえて...」
[訳]:後の世のために仏道に励む様子を少しずつお話し申し上げて...
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