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古文単語「すぐる/選る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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すぐる/選る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「すぐる/選る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「すぐる」には
①選る
勝る/優る
などがあるが、ここでは「①選る」を扱う。
ラ行四段活用

未然形すぐら
連用形すぐり
終止形すぐる
連体形すぐる
已然形すぐれ
命令形すぐれ


意味:他動詞

慎重に選び出す、選り抜く

[出典]平泉 奥の細道
「さても義臣すぐつてこの城にこもり、功名一時のくさむらとなる。」

[訳]:それにしても、(義経は)忠義の家臣を選りすぐってこの城に立てこもり(戦ったが)、功名は一時のことで(今は)草むらとなっている。

※「すぐって」は、連用形「すぐり」の促音便「すぐっ」+接続助詞「て」。


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