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古文単語「いたむ/痛む/傷む」の意味・解説【マ行四段活用/マ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
21,043 views |
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いたむ/痛む/傷む
このテキストでは、古文単語「いたむ/痛む/傷む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「いたむ/痛む/傷む」には、
①マ行四段活用
②マ行下二段活用
の用法がある。
①マ行四段活用
| 未然形 | いたま |
| 連用形 | いたみ |
| 終止形 | いたむ |
| 連体形 | いたむ |
| 已然形 | いため |
| 命令形 | いため |
■意味1:自動詞
痛む、痛みを感じる。
[出典]:発心集
「頭痛み、ここちあしく...」
[訳]:頭が痛み、気分が悪く...
「頭痛み、ここちあしく...」
[訳]:頭が痛み、気分が悪く...
■意味2:自動詞
悲しむ、嘆く。
[出典]:或者、子を法師になして 徒然草
「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず、人の嘲りをも恥づべからず。」
[訳]:ひとつのことを必ず成し遂げようと思うのであれば、その他のことが途中で成り立たなくなるのをも嘆いてはならないし、人が馬鹿にすることをも恥じてはいけない。
「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず、人の嘲りをも恥づべからず。」
[訳]:ひとつのことを必ず成し遂げようと思うのであれば、その他のことが途中で成り立たなくなるのをも嘆いてはならないし、人が馬鹿にすることをも恥じてはいけない。
■意味3:自動詞
迷惑がる、苦にする。
[出典]:永秀法師、数奇のこと 発心集
「かしかましさにたへぬ隣り家、やうやう立ち去りて後には、人もなくなりにけれど、さらにいたまず。」
[訳]:(笛の)やかましさに耐えられない隣の家(の人は)、次第に立ち去ったあとには、人もいなくなってしまったが、(永秀法師は)一向に苦にしない。
「かしかましさにたへぬ隣り家、やうやう立ち去りて後には、人もなくなりにけれど、さらにいたまず。」
[訳]:(笛の)やかましさに耐えられない隣の家(の人は)、次第に立ち去ったあとには、人もいなくなってしまったが、(永秀法師は)一向に苦にしない。
■意味4:自動詞
傷つく、損なわれる。
[出典]:烽火之沙汰 平家物語
「『...ふたたび実なる木は、その根必ずいたむ。』と見えて候。」
[訳]:「...年に二度実のなる木は、その根が必ず傷つく。」と言われております。
「『...ふたたび実なる木は、その根必ずいたむ。』と見えて候。」
[訳]:「...年に二度実のなる木は、その根が必ず傷つく。」と言われております。
②マ行下二段活用
| 未然形 | いため |
| 連用形 | いため |
| 終止形 | いたむ |
| 連体形 | いたむる |
| 已然形 | いたむれ |
| 命令形 | いためよ |
■意味1:他動詞
痛めつける、傷つける。
[出典]:雅房大納言は 徒然草
「生ける物を殺し、傷め...」
[訳]:生きる物を殺し、痛めつけ...
「生ける物を殺し、傷め...」
[訳]:生きる物を殺し、痛めつけ...
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