manapedia
更新日時:
古文単語「ところどころ/所々」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
14,863 views
ところどころ/所々

このテキストでは、古文単語「ところどころ/所々」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味1

あちらこちら、別々の所
[出典]木曾最期 平家物語
「義仲、都にていかにもなるべかりつるが、これまで逃れ来るは、汝と一所で死なんと思ふためなり。所々で討たれんよりも、一所でこそ討死をもせめ。」

[訳]:義仲は、都でどのようにでもなるつもりであったが、ここまで逃げてきたのは、お前と同じ場所で死のうと思ったからだ。あちらこちらで討たれるよりも、同じ場所で討ち死にをしようではないか。


意味2

(複数の貴人をさして)
方々、人々

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。