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古文単語「へあがる/経上がる/歴上がる」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
8,585 views |
へあがる/経上がる/歴上がる
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「へあがる/経上がる/歴上がる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | へあがら |
連用形 | へあがり |
終止形 | へあがる |
連体形 | へあがる |
已然形 | へあがれ |
命令形 | へあがれ |
■意味1:自動詞
昇進する、成り上がる。
[出典]:鱸 平家物語
「打ち続き、宰相、衛府の督、検非違使の別当、中納言、大納言に経上がって...」
[訳]:(平清盛は)引き続き、宰相、衛府の督、検非違使の別当、中納言、大納言と昇進して...
※「経上がっ」は、連用形「経上がり」の促音便。
「打ち続き、宰相、衛府の督、検非違使の別当、中納言、大納言に経上がって...」
[訳]:(平清盛は)引き続き、宰相、衛府の督、検非違使の別当、中納言、大納言と昇進して...
※「経上がっ」は、連用形「経上がり」の促音便。
■意味2:自動詞
年を取って変化する。
[出典]:猫また 徒然草
「山ならねども、これらにも、猫の経上りて、猫またに成りて、人とる事はあなるものを。」
[訳]:山ではなくても、この辺りにも、猫が年を取って変化して、猫またになって人(の命)を奪うことがあるらしい。
「山ならねども、これらにも、猫の経上りて、猫またに成りて、人とる事はあなるものを。」
[訳]:山ではなくても、この辺りにも、猫が年を取って変化して、猫またになって人(の命)を奪うことがあるらしい。
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