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古文単語「おもひあまる/思ひ余る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おもひあまる/思ひ余る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おもひあまる/思ひ余る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形おもひあまら
連用形おもひあまり
終止形おもひあまる
連体形おもひあまる
已然形おもひあまれ
命令形おもひあまれ


意味:自動詞

思い悩む、どうしてよいかわからなくなる

[出典]新古今和歌集
思ひあまりそなたの空をながむれば霞を分けて春雨ぞ降る」

[訳]:(恋しさのあまり)どうしてよいかわからなくなり、(せめともと逢えないあなたのいる)そちらの空を物思いにふけりながらぼんやりと眺めると、霞を分けて春雨が降ることです。


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