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古文単語「いまは/今は」の意味・解説【連語/名詞】 |
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著作名:
走るメロス
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「いまは」には
①連語
②名詞
としての用法がある。
名詞「いま」と係助詞「は」が一語になったもの。
今となっては、もうこれまで、こうなった以上は。
[出典]:忠度の都落ち 平家物語
「日ごろ詠みおかれたる歌どもの中に、秀歌とおぼしきを百余首書き集められたる巻き物を、今はとてうつ立たれけるとき、これを取つて持たれたりしが...」
[訳]:日頃詠みためていらっしゃる歌の中から、秀歌と思われる百余首をかき集めなさっていた巻物を、もうこれまでと(思って)出発なさったときに、これを取ってお持ちになられたのですが...
「日ごろ詠みおかれたる歌どもの中に、秀歌とおぼしきを百余首書き集められたる巻き物を、今はとてうつ立たれけるとき、これを取つて持たれたりしが...」
[訳]:日頃詠みためていらっしゃる歌の中から、秀歌と思われる百余首をかき集めなさっていた巻物を、もうこれまでと(思って)出発なさったときに、これを取ってお持ちになられたのですが...
臨終、最期、死に際。
[出典]:桐壺 現状
「故大納言、今はとなるまで...」
[訳]:亡き大納言が死に際となるまで...
「故大納言、今はとなるまで...」
[訳]:亡き大納言が死に際となるまで...
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