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古文単語「やむ/病む」の意味・解説【マ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
21,353 views |
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やむ/病む
このテキストでは、マ行四段活用の動詞「やむ/病む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「やむ」には
①止む
②病む
などがあるが、ここでは「②病む」を扱う。
マ行四段活用
| 未然形 | やま |
| 連用形 | やみ |
| 終止形 | やむ |
| 連体形 | やむ |
| 已然形 | やめ |
| 命令形 | やめ |
■意味1:自動詞
病気になる、患う。
■意味2:他動詞
病気に冒される、病気になる。
[出典]:橋姫 源氏物語
「にはかに胸を病みて亡せにき。」
[訳]:急に胸を病気に冒されて亡くなってしまった。
「にはかに胸を病みて亡せにき。」
[訳]:急に胸を病気に冒されて亡くなってしまった。
■意味3:他動詞
思い悩む、心配する。
※この用法の場合、「心病む」の形で用いられることが多い。
[出典]:伊勢物語
「いといたう心病みけり。」
[訳]:たいそうひどく思い悩んだのでした。
「いといたう心病みけり。」
[訳]:たいそうひどく思い悩んだのでした。
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