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古文単語「をり/居り」の意味・解説【ラ行変格活用】 |
著作名:
走るメロス
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をり/居り
このテキストでは、ラ行変格活用の動詞「をり/居り」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「をり」には
①折
②居り
などの用法があるが、ここでは「②居り」を扱う。
ラ行変格活用
未然形 | をら |
連用形 | をり |
終止形 | をり |
連体形 | をる |
已然形 | をれ |
命令形 | をれ |
■意味1:自動詞
いる、ある、存在する。
[出典]:無徳なるもの 枕草子
「無徳なるもの。潮干の潟にをる大船。」
[訳]:体裁が悪いもの。干上がった浅瀬にある大きな船。
「無徳なるもの。潮干の潟にをる大船。」
[訳]:体裁が悪いもの。干上がった浅瀬にある大きな船。
■意味2:自動詞
座っている、腰を下ろしている。
[出典]:古今和歌集
「恋しきが方も方こそありと聞け立てれをれどもなき心地かな」
[訳]:恋しい気持ちについてもうまく対処する方法があると聞くが、立っていても座っていてもどうしようもない気持ちであることよ
「恋しきが方も方こそありと聞け立てれをれどもなき心地かな」
[訳]:恋しい気持ちについてもうまく対処する方法があると聞くが、立っていても座っていてもどうしようもない気持ちであることよ
■意味3:補助動詞
〜している、〜したままである。
※この用法の場合、動詞の連用形について、動作や状態の継続を表す。
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