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高校古文『思ひあまりそなたの空をながむれば霞を分けて春雨ぞ降る』現代語訳と解説・品詞分解

著者名: 走るメロス
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はじめに

ここでは、新古今和歌集で詠まれている「思ひあまりそなたの空をながむれば霞を分けて春雨ぞ降る」という歌について説明していきます。

原文

思ひあまりそなたのながむれば霞を分けて春雨ぞ降る

現代語訳(口語訳)

恋しさのあまり、逢えないでいるあなたのいる方角を、物思いにふけりながらぼんやりと眺めていると、霞を分けて春雨が降ることです。

解説・鑑賞のしかた

世間には隠しておかなければならない恋の相手に贈った歌です。逢えない恋人のことを想う気持ちがつのり、その気持ちが抑えられなくなっている心情を表現しています。

単語

思ひあまりあなたへの恋しい思いに耐えかねて
そなたの空あなたのいる方角
春雨ぞ降る「ぞ~降る」で係り結びの法則


品詞分解

※名詞は省略してあります。

思ひあまりラ行四段活用・連用形
そなた代名詞
格助詞
格助詞
ながむれマ行下二段活用・已然形
接続助詞
格助詞
分けカ行下二段活用・連用形
接続助詞
春雨
係助詞
降るラ行四段活用・連体形

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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 精選国語総合』 東京書籍

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