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古文単語「しく/若く/及く/如く」の意味・解説【カ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、カ行四段活用の動詞「しく/若く/及く/如く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
動詞「しく」には
①若く/及く/如く
②頻く
③敷く/領く
などの用法があるが、ここでは「①若く/及く/如く」を扱う。
未然形 | しか |
連用形 | しき |
終止形 | しく |
連体形 | しく |
已然形 | しけ |
命令形 | しけ |
追いつく。
[出典]:万葉集
「後れ居て恋ひつつあらずは追ひしかむ道の隈廻標結へわが背」
[訳]:後ろに残って恋い慕うよりは(後を追って)追いつきたい。道の曲がり角に(目印の)縄を結びつけてください。愛しいあなた。
「後れ居て恋ひつつあらずは追ひしかむ道の隈廻標結へわが背」
[訳]:後ろに残って恋い慕うよりは(後を追って)追いつきたい。道の曲がり角に(目印の)縄を結びつけてください。愛しいあなた。
及ぶ、匹敵する。
※この用法の場合、主に打消や反語の語句を伴う。
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