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古文単語「おりたつ/下り立つ/降り立つ」の意味・解説【タ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
14,532 views |
おりたつ/下り立つ/降り立つ
このテキストでは、タ行四段活用の動詞「おりたつ/下り立つ/降り立つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
タ行四段活用
未然形 | おりたた |
連用形 | おりたち |
終止形 | おりたつ |
連体形 | おりたつ |
已然形 | おりたて |
命令形 | おりたて |
■意味1:自動詞
下りてその場に立つ、下に降りる。
[出典]:花は盛りに 徒然草
「花の本には、ねぢ寄り立ち寄り、あからめもせずまもりて、酒のみ、連歌して、はては、大きなる枝、心なく折り取りぬ。泉には手・足さしひたして、雪にはおりたちて跡つけなど、万の物、よそながら見る事なし。」
[訳]:花の元に、にじり寄って近寄って、よそ見もしないでじっと見つめて、酒を飲み連歌をして、しまいには、大きな枝を、分別もなく折り取ってしまう。泉には手や足を浸して、雪には下り立って足跡をつけるなど、あらゆるものを、離れたままで見るということがない。
「花の本には、ねぢ寄り立ち寄り、あからめもせずまもりて、酒のみ、連歌して、はては、大きなる枝、心なく折り取りぬ。泉には手・足さしひたして、雪にはおりたちて跡つけなど、万の物、よそながら見る事なし。」
[訳]:花の元に、にじり寄って近寄って、よそ見もしないでじっと見つめて、酒を飲み連歌をして、しまいには、大きな枝を、分別もなく折り取ってしまう。泉には手や足を浸して、雪には下り立って足跡をつけるなど、あらゆるものを、離れたままで見るということがない。
■意味2:自動詞
自ら行う、懸命に〜する、身を入れて〜する、親身になって〜する。
[出典]:夕顔 源氏物語
「惟光下り立ちて、よろづはものしはべる。」
[訳]:(この)惟光が親身になってして、万事取り計らいます。
「惟光下り立ちて、よろづはものしはべる。」
[訳]:(この)惟光が親身になってして、万事取り計らいます。
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