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古文単語「せむ/迫む/逼む」の意味・解説【マ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
38,277 views |
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せむ/迫む/逼む
このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「せむ/迫む/逼む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「せむ」には
①迫む/逼む
②責む
③為む
などの用法があるが、ここでは「①迫む/逼む」を扱う。
マ行下二段活用
| 未然形 | せめ |
| 連用形 | せめ |
| 終止形 | せむ |
| 連体形 | せむる |
| 已然形 | せむれ |
| 命令形 | せめよ |
■意味1:自動詞
近づく、迫る。
[出典]:絵仏師良秀 宇治拾遺物語
「家の隣より火出で来て、風おしおほひてせめければ、逃げ出でて大路へ出でにけり。」
[訳]:家の隣から火が発生して、風が(火に)おおいかぶさって(火が)迫ってきたので、(良秀は)逃げ出して、大通りに出てきました。
「家の隣より火出で来て、風おしおほひてせめければ、逃げ出でて大路へ出でにけり。」
[訳]:家の隣から火が発生して、風が(火に)おおいかぶさって(火が)迫ってきたので、(良秀は)逃げ出して、大通りに出てきました。
■意味2:他動詞
ぴったりと身に着ける。
[出典]:教訓状 平家物語
「黒糸縅の腹巻の、白金物打ったる胸板せめて...」
[訳]:黒糸縅の鎧の、銀の金具を打ち付けた胸板をぴったりと身に着けて...
「黒糸縅の腹巻の、白金物打ったる胸板せめて...」
[訳]:黒糸縅の鎧の、銀の金具を打ち付けた胸板をぴったりと身に着けて...
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