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古文単語「つつむ/包む/裹む」の意味・解説【マ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
21,561 views |
つつむ/包む/裹む
このテキストでは、マ行四段活用の動詞「つつむ/包む/裹む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「つつむ」には
①包む/裹む
②障む/恙む
③慎む
などの用法があるが、ここでは「①包む/裹む」を扱う。
マ行四段活用
未然形 | つつま |
連用形 | つつみ |
終止形 | つつむ |
連体形 | つつむ |
已然形 | つつめ |
命令形 | つつめ |
■意味1:他動詞
くるむ、覆う。
[出典]:かぐや姫の昇天 竹取物語
「...とて、持て寄りたれば、いささかなめ給ひて、少し形見とて、脱ぎ置く衣に包まむとすれば...」
[訳]:...と言って、(薬を)持って近づいたので、(かぐや姫は)少しそれをおなめになって、(残りの薬を)少し形見にと思い、脱いでおく着物にくるもうとすると...
「...とて、持て寄りたれば、いささかなめ給ひて、少し形見とて、脱ぎ置く衣に包まむとすれば...」
[訳]:...と言って、(薬を)持って近づいたので、(かぐや姫は)少しそれをおなめになって、(残りの薬を)少し形見にと思い、脱いでおく着物にくるもうとすると...
■意味2:他動詞
隠す、秘密にする、知られないようにする。
[出典]:東屋 源氏物語
「涙も包まず...」
[訳]:涙も隠さず...
「涙も包まず...」
[訳]:涙も隠さず...
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