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更新日時:
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蜻蛉日記原文全集「二月になりぬ」 |
著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
二月になりぬ
二月になりぬ。紅梅(こうばい)のつねの年よりも色こくめでたうにほひたり。わが心ちにのみあはれと見れども、なにと見たる人なし。大夫ぞ折りて例のところにやる。
かひなくてとしへにけりとながむれば たもともはなのいろにこそしめ
かへりごと、
としをへてなどかあやなくそらにしも 花のあたりをたちはそめけん
といへり。なほありのことやとまちみる。
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