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古文単語「ものうし/物憂し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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ものうし/物憂し

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形容詞・ク活用

未然形ものうくものうから
連用形ものうくものうかり
終止形ものうし
連体形ものうきものうかる
已然形ものうけれ
命令形ものうかれ


意味1

気が進まない、億劫である、なんとなく心が重たい

[出典]うきたる世 紫式部日記
「めでたきこと、おもしろきことを見聞くにつけても、ただ、思ひかけたりし心の引く方のみ強くて、もの憂く、思はずに嘆かしきことのまさるぞ、いと苦しき。」

[訳]:(このような)素晴らしいことや趣のあることを見聞きするにつけても、ただもう、気にかけてきた(出家したいという)気持ちの引きつける方ばかりが強くて、なんとなく気が重く、思いがけずに嘆かわしいことが増えることが、とてもつらいです。


意味2

つらい、苦しい、嫌だ

[出典]:太平記
「一夜を明かすほどだにも、旅寝となればもの憂きに...」

[訳]:一晩を明かす間だけでも、旅先で宿泊するともなるとつらい...


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