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物理基礎 熱量保存の法則とは
著作名: 藤山不二雄
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熱量の保存

100℃のお湯50mlに100℃のお湯30mlを加えたとしましょう。
理論的には、100℃のお湯80mlとなるはずです。

では次に、0℃の水100mlに100℃のお湯100mlを加えたらどうなるでしょうか?何度になるかはわかりませんが、0℃~100℃の間のぬるま湯ができるはずです。

つまり水はお湯から熱エネルギーを奪ったことになり、お湯は水に熱エネルギーを奪われたということになりますね。
このとき、水が奪ったエネルギーと、お湯が奪われたエネルギーの大きさは同じであるというのが熱量保存の法則です。

水とお湯をまぜたぬるま湯の温度が一定になったとき、熱の移動はなくなったと考えられ、この状態のことを熱平衡と言います。

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