|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「まほし」の意味・解説【助動詞】 |
著作名:
走るメロス
34,960 views |
「まほし」の意味・活用・使用例【助動詞】
このテキストでは、古文の助動詞「まほし」の意味、解説とその使用例を記しています。
助動詞
未然形 | (まほしく) | まほしから |
連用形 | まほしく | まほしかり |
終止形 | まほし | ◯ |
連体形 | まほしき | まほしかる |
已然形 | まほしけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | ◯ |
※動詞、または動詞形活用の助動詞の未然形に付く。
■意味1:自分の願望、希望
(自分が)
〜したい。
■意味2:他人の願望、希望
(他人が)
〜したい、〜したがっている。
[出典]:竹取物語
「あるいはおのが家に籠り居、あるいはおのが行かまほしき所へ往ぬ。」
[訳]:自分の家に籠る者もいれば、自分の行きたいところへ行ってしまう者もいる。
「あるいはおのが家に籠り居、あるいはおのが行かまほしき所へ往ぬ。」
[訳]:自分の家に籠る者もいれば、自分の行きたいところへ行ってしまう者もいる。
■意味3:他人/物事への願望、希望
(他人や物事対して)
〜してほしい。
[出典]:仁和寺にある法師 徒然草
「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」
[訳]:ちょっとしたことでも、先導役はいてほしいものである。
※「あらまほし」は、ラ行変格活用の動詞「あり」の未然形に「まほし」が付いた形。「あらまほし」をひとつの言葉(形容詞)として用いることもある。
「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」
[訳]:ちょっとしたことでも、先導役はいてほしいものである。
※「あらまほし」は、ラ行変格活用の動詞「あり」の未然形に「まほし」が付いた形。「あらまほし」をひとつの言葉(形容詞)として用いることもある。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「ごらんじとがむ/御覧じ咎む」の意味・解説【マ行下二段活用】
>
古文単語「いかがはせむ/如何はせむ」の意味・解説【連語】
>
古文単語「すごし/凄し」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「はたす/果たす」の意味・解説【サ行四段活用】
>
古文単語「なさけふかし/なさけぶかし/情け深し」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「まほし」の意味・解説【助動詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト