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西洋文化史をヨコで見る ~ギリシア・ヘレニズム文化~ |
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著作名:
レキシントン
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ギリシア・ヘレニズム時代には、アテネやスパルタなどの都市国家の盛衰とギリシア文化の成立、アレクサンドロス大王による東方遠征をきっかけに、様々な地域の文化が融合し、ヘレニズム文化が生まれました。
荘重なドーリア式、優美なイオニア式、豪華なコリント式。
(上からドーリア式、イオニア式、コリント式)
著名な建築家に、パルテノン神殿を設計したイクティノス、カリマコス。共に前5世紀の建築家。
彫刻家は、前5世紀にペリクレスと親交がありパルテノン神殿の再建を務めたフェイディアスや、ポリュクレイトス、前4世紀にプラクシテレス、スコーパス、リシッポス。
(アポロ・サウロクトノス プラクシテレス作)
叙事詩を残した詩人に、前8世紀に『イリアス』、『オデュッセイア』を書いたホメロス、前7世紀に『労働と日々』、『神統記』を書いたヘシオドス。
抒情詩を残した詩人に、サッフォー(前612~570頃)、アナクレオン(前570年~?)、ピンダロス(前518~前438)。
アテネ三代詩人はペルシア戦争に参加したアイスキュロス(前525頃~前456頃):代表作『アガメムノン』、『縛られたプロメテウス』、ペリクレスと親交があり将軍などの要職を歴任したソフォクレス(前496頃~前406頃):代表作『オイディプス』、『アイアス』、エウリピデス(前485頃~前406頃):代表作『メディア』
喜劇作家はアリストファネス(前450頃~前385頃)。ソクラテスやエウリピデスを批判。代表作に『女の平和』、『女の議会』。
新喜劇を作った作家に、メナンドロス(前342頃~前292頃)。
前7世紀にイソップ。
ペルシア戦争を基に、『歴史』を記したハリカルナソス出身のヘロドトス(前485頃~前425頃)、ペロポネソス戦争を主題に、『歴史』を記したトゥキディデス(前460頃~前400頃)、ソクラテスの弟子であるクセノフォン。
万物の根源を水としたタレス(前624頃~前546頃)、弟子のアナクシマンドロス(前610頃~前546頃)、アナクシメネス(前585年頃~前525年頃)、万物の根源を変化そのものとしたヘラクレイトス(前544頃~?)。
職業教師ソフィストにプロタゴラス:『人間が万物の尺度』。
三大賢人としてソクラテス(前469頃~前399頃)、プラトン(前427頃~前347)、アリストテレス(前384頃~前322頃) 。
ストア派の創始者ゼノン(前335頃~紀元前263頃)。
エピクロス派の創始者エピクロス(前342頃~271頃)。
代表的哲学者に、ピュロン(前205頃~269頃)。
数学者・哲学者のピタゴラス(前582頃~前497頃)、医学の父ヒッポクラテス(前460頃~前375頃)、自然哲学者デモクリトス(前460頃~前370頃)、エレア派創始者パルメニデス(前5世紀)。
ユークリッド(前4~前3世紀)、アルキメデス(前287頃~前212頃)、アポロニウス(前295頃~前215頃)、ヘロン(前130頃~前75頃)。
エラトステネス(前275頃~前194頃)。
アリスタルコス(前217頃~前145頃)、ヒッパルコス(前190頃~?)。
ヘロフィロス(前3世紀)。
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