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古文単語「ばうず/亡ず」の意味・解説【サ行変格活用】
著作名: 走るメロス
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ばうず/亡ず

このテキストでは、サ行変格活用の動詞「ばうず/亡ず」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

サ行変格活用

未然形ばうぜ
連用形ばうじ
終止形ばうず
連体形ばうずる
已然形ばうずれ
命令形ばうぜよ


意味1:自動詞

滅びる、死ぬ

[出典]祇園精舎 平家物語
「天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。」

[訳]:天下が乱れていることを理解することをせず、民衆が悲しんでいることを理解しなかったので、(その栄華も)長く続くことはなく、滅んでいった者たちである。


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