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古文単語「ゆかし」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
著作名:
走るメロス
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ゆかし
このテキストでは、シク活用の形容詞「ゆかし」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
形容詞・シク活用
未然形 | ゆかしく | ゆかしから |
連用形 | ゆかしく | ゆかしかり |
終止形 | ゆかし | ◯ |
連体形 | ゆかしき | ゆかしかる |
已然形 | ゆかしけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | ゆかしかれ |
■意味1
見たい、知りたい、聞きたい、〜したい。
[出典]:物語・源氏の五十余巻 更級日記
「いみじく心もとなく、ゆかしくおぼゆるままに、「この源氏の物語、一の巻よりしてみな見せ給へ。」と、心のうちに祈る。」
[訳]:大変じれったく、読みたいと思われるので、「この源氏の物語を、一の巻から皆お見せください。」と、心の中で祈る。
「いみじく心もとなく、ゆかしくおぼゆるままに、「この源氏の物語、一の巻よりしてみな見せ給へ。」と、心のうちに祈る。」
[訳]:大変じれったく、読みたいと思われるので、「この源氏の物語を、一の巻から皆お見せください。」と、心の中で祈る。
■意味2
なんとなく心が惹かれる、なつかしい。
[出典]:野ざらし紀行 松尾芭蕉
「山路来て何やらゆかしすみれ草」
[訳]:山道を進み、ふと見ると道端にすみれの花が咲いている。その姿になんとなく心が惹かれるものだ。
「山路来て何やらゆかしすみれ草」
[訳]:山道を進み、ふと見ると道端にすみれの花が咲いている。その姿になんとなく心が惹かれるものだ。
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