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古文単語「ちはやぶる/千早振る」の意味・解説 |
著作名:
走るメロス
25,421 views |
「ちはやぶる/千早振る」の意味・活用・使用例【連体詞/枕詞】
このテキストでは、古文単語「ちはやぶる/千早振る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「ちはやぶる/千早振る」には、
①連体詞
②枕詞
としての用法がある。
①連体詞
■意味
勢いが強い、荒々しい。
[出典]:古事記
「この沼の中に住める神、いとちはやぶる神なり。」
[訳]:この沼の中に住んでいる神は、たいそう荒々しい神である。
「この沼の中に住める神、いとちはやぶる神なり。」
[訳]:この沼の中に住んでいる神は、たいそう荒々しい神である。
[出典]:万葉集 柿本人麻呂
「東の国の御軍士を召したまひてちはやぶる人を和せと...」
[訳]:東の国の兵隊を招集なさって、荒々しい者を平定せよと...
「東の国の御軍士を召したまひてちはやぶる人を和せと...」
[訳]:東の国の兵隊を招集なさって、荒々しい者を平定せよと...
■備考
上二段動詞の「ちはやぶ」の連体形が連体詞となったもの。「ちはやふる」と書くこともある。
②枕詞
■意味
「神」や地名の「宇治」にかかる枕詞。
[出典]:百人一首
「ちはやぶる神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」
[訳]:神の時代にも聞いたことがない。竜田川の水を紅葉葉があざやかな紅色にくくり染めにするとは
[他の収録作品]
古今集 秋下 294 在原業平
伊勢物語 106
「ちはやぶる神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」
[訳]:神の時代にも聞いたことがない。竜田川の水を紅葉葉があざやかな紅色にくくり染めにするとは
[他の収録作品]
古今集 秋下 294 在原業平
伊勢物語 106
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