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古文単語「さとる/悟る/覚る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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さとる/悟る/覚る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「さとる/悟る/覚る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形さとら
連用形さとり
終止形さとる
連体形さとる
已然形さとれ
命令形さとれ


意味1:他動詞

深く理解する、知る、分かる、物の道理をわきまえる

[出典]平家物語
「これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして...」

[訳]:これらの者はみな、もとの主君や前の皇帝の政治にも従わず、享楽の限りを尽くし、(他人の)諌言も気にかけることなく、天下が乱れていることを理解せず...


意味2:他動詞

(仏教語で)
悟りを開く、真理を知る

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