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源氏物語『若菜上・柏木と女三宮』(御几帳どもしどけなく引きやりつつ〜)の品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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源氏物語『若菜上・柏木と女三宮』
ここでは、源氏物語の『若菜上』から、「御几帳どもしどけなく引きやりつつ〜」から始まる部分の品詞分解をしています。書籍によっては『柏木と女三宮』と題するものもあるようです。
現代語訳はこちら
「御几帳どもしどけなく引きやりつつ〜」の現代語訳と解説
品詞分解
※名詞は省略しています。
御几帳ども
しどけなく(形容詞・ク活用・連用形)
引きやり(ラ行四段活用・連用形)
つつ(接続助詞)、
人気
近く(形容詞・ク活用・連用形)
世づき(カ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
ぞ(係助詞)
見ゆる(ヤ行下二段活用・連体形)
に(接続助詞)、
唐猫
の(格助詞)
いと(副詞)
小さく(形容詞・ク活用・連用形)
をかしげなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
を(格助詞)、
少し(副詞)
大きなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
猫
追ひ続き(カ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
にはかに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
御簾
の(格助詞)
つま
より(格助詞)
走り出づる(ダ行下二段活用・連体形)
に(接続助詞)、
人々
おびえ騒ぎ(ガ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
そよそよと(副詞)
身じろき(カ行四段活用・連用形)
さまよふ(ハ行四段活用・連体形)
気配ども、
衣
の(格助詞)
音なひ、
耳かしかましき(形容詞・シク活用・連体形)
心地
す(サ行変格活用・終止形)。
猫
は(係助詞)、
まだ(副詞)
よく(形容詞・ク活用・連用形)
人
に(格助詞)
も(係助詞)
なつか(カ行四段活用・未然形)
ぬ(打消の助動詞・連体形)
に(断定の助動詞・連用形)
や(係助詞)、
綱
いと(副詞)
長く(形容詞・ク活用・連用形)
付き(カ行四段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
を(格助詞)、
物
に(格助詞)
ひきかけ(カ行下二段活用・連用形)
まつはれ(ラ行下二段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
を(接続助詞)、
逃げ(ガ行下二段活用・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)
と(格助詞)
引こじろふ(ハ行四段活用・連体形)
ほど
に(格助詞)、
御簾
の(格助詞)
側
いと(副詞)
あらはに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
引き開け(カ行下二段活用・未然形)
られ(受身の助動詞・連用形)
たる(完了の助動詞・連体形)
を(格助詞)、
とみに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
引き直す(サ行四段活用・連体形)
人
も(係助詞)
なし(形容詞・ク活用・終止形)。
こ(代名詞)
の(格助詞)
柱
の(格助詞)
もと
に(格助詞)
あり(ラ行変格活用・連用形)
つる(完了の助動詞・連体形)
人々
も(係助詞)、
心あわたたしげに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
て(接続助詞)、
ものおぢし(サ行変格活用・連用形)
たる(存続の助動詞・連体形)
気配ども
なり(断定の助動詞・終止形)。
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