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伊勢物語『東下り(すみだ河)』テストで出題されそうな問題 |
著作名:
走るメロス
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テストに役立つ!伊勢物語『東下り・すみだ河』
このテキストでは、伊勢物語の一節『東下り(すみだ河編)』でテストに出題されそうな問題をピックアップしていきます。
次の文章を読み、問いに答えよ
なほ行き行きて、武蔵の国と下総の国との仲に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。その河のほとりにむれゐて、思ひやればかぎりなく遠くも来にけるかなと、わびあへるに、渡守、
「はや舟に乗れ。日も暮れぬ。」
といふに、乗りて渡らむとするに、皆人ものわびしくて、京に、思ふ人なきにしもあらず。さるをりしも、白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず。渡守に問ひければ、
「これなむ都鳥」
といふを聞きて、
名にし負はばいざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと
とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。
問題
■Q1:「武蔵」と「下総」を現代仮名遣いで書け。
■Q2:「わびあえる」とはどういう様子か答えなさい。
■Q3:「皆人ものわびしくて」とあるが、なぜこのように感じているのか記しなさい。
■Q4:「京に、思ふ人なきにしもあらず」を現代語訳せよ。
■Q5:「鴫の大きさなる」の「なる」を文法的に説明しなさい
■Q6:「皆人見知らず」とあるが、「人」とは誰のことを指すか答えなさい。
■Q7:「名にし負はば」を現代語訳しなさい。
■次ページ:解答と現代語訳
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