このテキストでは、徒然草の一節「高名の木登り」（高名の木登りと言ひし男〜）の品詞分解を記しています。「高名の」読み方は「こうみゃう/こうみょう」です。



※現代語訳：『高名の木登り』現代語訳と解説

※徒然草は兼好法師によって書かれたとされる随筆です。清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。


※名詞は省略しています。

高名	ー
の	格助詞
木登り	ー
と	格助詞
言ひ	ハ行四段活用・連用形
し	過去の助動詞・連体形
男、	ー
人	ー
を	格助詞
おきて	タ行下二段活用・連用形
て、	ー
高き	形容詞・ク活用・連体形
木	ー
に	格助詞
登せ	サ行下二段活用・連用形
て	接続助詞
こずゑ	ー
を	格助詞
切ら	ラ行四段活用・未然形
せ	使役の助動詞・連用形
し	過去の助動詞・連体形
に、	格助詞
いと	副詞
危ふく	形容詞・ク活用・連用形
見え	ヤ行下二段活用・連用形
し	過去の助動詞・連体形
ほど	ー
は	係助詞
言ふ	ハ行四段活用・連体形
こと	ー
も	係助詞
なく	形容詞・ク活用・連用形
て、	接続助詞

降るる	ラ行上二段活用・連体形
とき	ー
に	格助詞
軒たけ	ー
ばかり	副助詞
に	格助詞
なり	ラ行四段活用・連用形
て、	接続助詞
「過ち	ー
す	サ行変格活用・終止形
な。	終助詞
心し	サ行変格活用・連用形
て	接続助詞
降りよ。」	ラ行上二段活用・命令形
と	格助詞
ことば	ー
を	格助詞
かけ	カ行下二段活用・連用形
侍り	補助動詞・ラ行変格活用・連用形・丁寧語
し	過去の助動詞・連体形
を、	接続助詞
「かばかり	副詞
に	格助詞
なり	ラ行四段活用・連用形
て	接続助詞
は、	係助詞
飛び降るる	ラ行上二段活用・連体形
とも	接続助詞
降り	ラ行上二段活用・連用形
な	強意の助動詞・未然形
ん。	推量の助動詞・終止形
いかに	副詞
かく	副詞
言ふ	ハ行四段活用・連体形
ぞ。」	係助詞
と	格助詞
申し	サ行四段活用・連用形・丁寧語
侍り	補助動詞・ラ行変格活用・連用形・丁寧語
しか	過去の助動詞・已然形
ば、	接続助詞

そ	代名詞
の	格助詞
こと	ー
に	断定の助動詞・連用形
候ふ	補助動詞・ハ行四段活用・終止形・丁寧語
目	ー
くるめき、	カ行四段活用・連用形
枝	ー
危ふき	形容詞・ク活用・連体形
ほど	ー
は、	係助詞
己	代名詞
が	格助詞
恐れ	ラ行下二段活用・連用形
侍れ	補助動詞・ラ行変格活用・已然形・丁寧語
ば	接続助詞
申さ	サ行四段活用・未然形・丁寧語
ず。	打消の助動詞・終止形
過ち	ー
は、	係助詞
やすき	形容詞・ク活用・連体形
ところ	ー
に	格助詞
なり	ラ行四段活用・連用形
て、	接続助詞
必ず	副詞
つかまつる	ラ行四段活用・連体形・丁寧語
こと	ー
に	断定の助動詞・連用形
候ふ。」	補助動詞・ハ行四段活用・終止形
と	格助詞
言ふ。	ハ行四段活用・終止形

あやしき	形容詞・シク活用・連体形
下臈	ー
なれ	断定の助動詞・已然形
ども、	接続助詞
聖人	ー
の	格助詞
戒め	ー
に	格助詞
かなへ	ハ行四段活用・命令形
り。	存続の助動詞・終止形
鞠	ー
も、	係助詞
難き	形容詞・ク活用・連体形
ところ	ー
を	格助詞
蹴出だし	サ行四段活用・連用形
て	接続助詞
のち、	ー
やすく	形容詞・ク活用・連用形
思へ	ハ行四段活用・已然形
ば、	接続助詞
必ず	副詞
落つ	タ行上二段活用・終止形
と	格助詞
侍る	ラ行変格活用・連体形
やらん。	連語

※現代語訳：『高名の木登り』現代語訳と解説