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古文単語「いはむかたなし/言はむ方無し」の意味・解説【連語/形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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いはむかたなし/言はむ方無し

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連語

ハ行四段活用「いふ」の未然形「いは」、推量の助動詞「む」、名詞「かた」そしてク活用の形容詞「なし」が一語になったもの。ク活用の形容詞「いはむかたなし」とする場合もある。その場合の活用は以下の通り。

形容詞・ク活用

未然形いはむかたなくいはむかたなから
連用形いはむかたなくいはむかたなかり
終止形いはむかたなし
連体形いはむかたなきいはむかたなかる
已然形いはむかたなけれ
命令形いはむかたなかれ


意味

どうしようもない、言いようもない、例えようがない

[出典]留志長者のこと 宇治拾遺物語
「蔵ども皆開けて、かく宝ども皆人の取り合ひたる、あさましく、悲しさ、いはむ方なし。」

[訳]:蔵をすべて開けて、このようにたくさんの宝を人々が奪い合ったのは、(長者にとって)驚きあきれることで、その悲しさは、言いようのないものです。


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