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蜻蛉日記原文全集「かうなどしゐたるほどに秋は暮れ冬になりぬれば」 |
著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
かうなどしゐたるほどに、秋は暮れ、冬になりぬれば
かうなどしゐたるほどに、秋は暮れ、冬になりぬれば、なにごとにあらねど、ことさわがしきここちしてありふる中に、十一月(しもつき)に、雪いとふかくつもりて、いかなるにかありけん、わりなく、身こころうく、人つらく、かなしくおぼゆる日あり。つくづくとながむるに、思ふやう、
ふる雪につもるとしをばよそへつつ きえむごもなき身をぞうらむる
など思ふほどに、つごもりの日、春のなかばにもなりにけり。
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