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『かぐや姫の昇天(かかるほどに、宵うち過ぎて~)』の品詞分解(敬語・助動詞など)竹取物語 |
著作名:
走るメロス
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竹取物語『かぐや姫の昇天』
このテキストでは、竹取物語の『かぐや姫の昇天』の「かかるほどに、宵うち過ぎて~」から始まる部分の品詞分解を記しています。
※現代語訳:『かぐや姫の昇天』(かかるほどに、宵うち過ぎて、〜)の現代語訳
※竹取物語は、平安時代初期に成立したとされる物語です。正確な成立年や作者は未詳です。
品詞分解
※名詞は省略しています。
■かかるほどに、宵うち過ぎて、子の時ばかりに、家のあたり、昼の明かさにも過ぎて光りたり。望月の明かさを十合わせたるばかりにて、ある人の毛の穴さへ見ゆるほどなり。
かかる | ラ行変格活用・連体形 |
ほど | ー |
に、 | 格助詞 |
宵 | ー |
うち過ぎ | ガ行上二段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
子 | ー |
の | 格助詞 |
時 | ー |
ばかり | 副助詞 |
に、 | 格助詞 |
家 | ー |
の | 格助詞 |
あたり | ー |
昼 | ー |
の | 格助詞 |
明かさ | ー |
に | 格助詞 |
も | 係助詞 |
過ぎ | ガ行上二段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
光り | ラ行四段活用・連用形 |
たり。 | 存続の助動詞・終止形 |
望月 | ー |
の | 格助詞 |
明かさ | ー |
を | 格助詞 |
十 | ー |
あはせ | サ行下二段活用・連用形 |
たる | 存続の助動詞・連体形 |
ばかり | 副助詞 |
に | 断定の助動詞・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
ある | ラ行変格活用・連体形 |
人 | ー |
の | 格助詞 |
毛 | ー |
の | 格助詞 |
穴 | ー |
さへ | 副助詞 |
見ゆる | ヤ行下二段活用・連体形 |
ほど | ー |
なり。 | 断定の助動詞・終止形 |
■大空より、人、雲に乗りて下り来て、土より五尺ばかり上がりたるほどに立ち連ねたり。内外なる人の心ども、物におそはるるやうにて、あひ戦はむ心もなかりけり。
大空 | ー |
より、 | 格助詞 |
人、 | ー |
雲 | ー |
に | 格助詞 |
乗り | ラ行四段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
おり来 | カ行変格活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
土 | ー |
より | 格助詞 |
五尺 | ー |
ばかり | 副助詞 |
あがり | ラ行四段活用・連用形 |
たる | 存続の助動詞・連体形 |
ほど | ー |
に、 | 格助詞 |
立ちつらね | ナ行下二段活用・連用形 |
たり。 | 存続の助動詞・終止形 |
内外 | ー |
なる | 存在の助動詞・連体形 |
人 | ー |
の | 格助詞 |
心ども、 | ー |
物 | ー |
に | 格助詞 |
おそは | ハ行四段活用・未然形 |
るる | 受身の助動詞・連体形 |
やうに | 比況の助動詞・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
あひ戦は | 接頭語+ハ行四段活用・未然形 |
む | 意志の助動詞・連体形 |
心 | ー |
も | 係助詞 |
なかり | 形容詞・ク活用・連用形 |
けり。 | 過去の助動詞・終止形 |
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