manapedia
更新日時:
「異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて」の現代語訳・品詞分解
著作名: 走るメロス
123 views
「異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

男、異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて、前栽の中に隠れゐて、河内へいぬる顔にて見れば...


現代語訳・口語訳・意味

男は、(他の男を思う)浮気心があってこのようなのであろうかと疑わしく思って、庭の植え込みの中に隠れて座って、河内へと行ってしまったふりをして見ていると...


品詞分解

単語品詞
異心名詞
ありラ行変格活用「あり」の連用形
接続助詞
かかるラ行変格活用「かかり」の連体形または連体詞
断定の助動詞「なり」の連用形
疑問の係助詞
あらラ行変格活用「あり」の未然形
推量の助動詞「む」の連体形
格助詞
思ひ疑ひハ行四段活用「おもひうたがふ」の連用形
て、接続助詞




主な出典

伊勢物語『筒井筒』
さりけれど、このもとの女、悪しと思へる気色もなくて、いだしやりければ、男、異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて、前栽の中に隠れゐて、河内へいぬる顔にて見れば、この女、いとよう化粧じて、うちながめて、「風吹けば 沖つ白波 たつた山 夜半にや君が ひとり越ゆらむ」と詠みけるを聞きて、かぎりなくかなしと思ひて、河内へも行かずなりにけり。

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。