|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
『静かに思へば』 徒然草 わかりやすい現代語訳と解説 |
|
著作名:
走るメロス
76,790 views |
|
はじめに
このテキストでは、徒然草の一節「静かに思へば」の原文、現代語訳・口語訳とその解説を記しています。
※徒然草は兼好法師によって書かれたとされる随筆です。清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。
原文
静かに思へば、よろづに過ぎにし方の恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、何となき具足とりしたため、残し置かじと思ふ反古など破り棄つる中に、亡き人の手習ひ、絵かきすさびたる、見出でたるこそ、ただ、その折の心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて、いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、あはれなる ぞかし。手馴れし具足なども、心もなくて変はらず久しき、いと悲し。
【一光川】あなたは読める?難読地名の読み方と由来
現代語訳
静かに物事を考えていると、あれこれと過ぎ去ってしまったことに対する恋しさばかりはどうしようもない。
人が寝静まって後、長い夜の慰みに、特にどうということもない身の回りの道具をきちんと整理して、残しておきたくない書き損じの手紙などを破り捨てていると、その手紙の中に亡くなってしまった人の書いた文字や気ままに描いた絵が見つかったときなどにそのような感じがする。
今生きている人からもらった手紙でも、だいぶ前にもらった物は、この手紙はどんな時、どの年にもらったものだろうかと思うのは、物寂しいことよ。使い慣れた道具などでも、心がなく当時のままの状態であることは、とても悲しいことだ。
品詞分解
※品詞分解:徒然草『静かに思へば』の品詞分解
単語・文法解説
| よろづに | あれこれと |
| ぞ~なき | ぞ+連体形で係り結びの法則。「なき」は「なし」の連体形 |
| すさび | もてあそび |
| 具足 | 所持品・身の回りの品 |
| とりしたたむ | きちんと整理する |
| 反古 | 書き損じの手紙 |
| かきすさぶ | 気ままに |
| あはれなり | 物寂しい・しみじみと心打たれる |
| ぞかし | ~なことだよ |
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
閑吟集『思へど思はぬ振りをしてしゃつとしておりやるこそ底は深けれ』 現代語訳と品詞分解・文法解説
>
沙石集『いみじき成敗/正直の徳(唐土にいやしき夫婦あり~』わかりやすい現代語訳と文法解説
>
「ここに侍りながら、御とぶらひにもまうでざりける」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
>
「四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
>
百人一首57『めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に雲隠れにし夜半の月かな』現代語訳と解説(縁語など)
>
最近見たテキスト
|
『静かに思へば』 徒然草 わかりやすい現代語訳と解説
10分前以内
|
>
|
|
英語 品詞の種類一覧
10分前以内
|
>
|
|
角度の表し方
10分前以内
|
>
|
|
空間ベクトルの内積
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト
























