前回のおさらい
前回のテキストでは、運動の三法則のうち
慣性の法則について説明をしました。
慣性の法則とは、「
何かしら外的な力が加わらない限り、静止しているものは静止を続け、動いているものは等速直線運動を続けること」を言いましたね。
今回はその2回目、
運動の法則について説明していきましょう。
運動の法則
慣性の法則では、力を加えない限り、静止しているものは静止し続け、動いているものはその速度を変えないと述べました。裏を返すと、力を加えることによって、静止しているものは動き始め、動いているものはその速度を変えます。
つまり加速(減速)するわけです。
物体の加速度「a」は、力「F」を加えたぶんだけ速くなります。また質量「m」が重ければ重たいほど動かすのには力が入ります。(つまりなかなか加速しないということです。)
加速度「a」は、加える力「F」の大きさに比例し、質量「m」に反比例する。
これを式に表すと次のようになります。

(kは定数)
k=1、m=1、a=1のときの力「F」の単位を
N(ニュートン)といい、
この式のことを
運動方程式と言います。
まとめ
運動の法則とは、加速度「a」は、加える力「F」の大きさに比例し、質量「m」に反比例すること

を運動方程式と言い、Fの単位を
N(ニュートン)とする