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24_80 生物:生物の環境応答 / 生物:植物の環境応答(植物ホルモンと光受容体)

植物ホルモン~オーキシンの働き~

著者名: gg佐藤
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はじめに

植物の成長はすべて、植物ホルモンの働きによって担われています。
ここでは、植物ホルモンの中で植物の茎を伸ばす作用のあるオーキシンについて説明をしています。

オーキシン

オーキシンは茎の先端や若葉で合成され、成長する部分へと移動していきます。
このオーキシンにはいくつか特徴があります。



植物内での移動

まず移動する方向ですが、必ず先端から基部へと移動します。逆方向に移動することはありません。これを極性移動と言います。
さらに植物内を移動するとき、オーキシンは光のあたらない方向をチョイスして動きます。不思議ですね。

オーキシン濃度

植物は、根・茎・葉・花と部位によってオーキシンの適性濃度が変わってきます。そのために、例えば茎を成長させるのに最適なオーキシン濃度が、根の成長の妨げになってしまうこともあります。
成長に必要なオーキシン濃度の強さは、茎>芽>根の順に高くなっています。
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『理解しやすい生物ⅠB・Ⅱ』文英堂
『教科書 生物Ⅰ』数研出版
『チャート式 新生物Ⅰ』数研出版

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