染色体の減数分裂
有性生殖では、配偶子が形成されるときに、親がそれぞれ持つ遺伝子を半分ずづ子に受け継ぎます。もちろん染色体の数も半分になります。染色体の数が半分になる現象のことを
減数分裂と言います。
ヒトで言うとヒトは46本の染色体を持っていますが、23本ずつを両親から受け継いでいるということになります。
なぜ減数分裂が起こるのか
仮に減数分裂が起こらなかったとすると、子供は父親と母親からそれぞれ46本ずつの染色体を受け継ぐことになるので、子供の持つ染色体は92本ということになってしまいます。さらにその子供は倍の184本。こうなると
種の維持が難しくなるので、そのために減数分裂が行われていると考えられています。