無性生殖と有性生殖
自分の遺伝情報を未来に残すために子孫を作ることを
生殖と言いますが、この生殖には
無性生殖と
有性生殖の2タイプがあります。このテキストでは、主に無性生殖について書いてあります。
無性生殖
無性生殖とは、親の体の一部が分離して、そのまま新しい個体になる方法です。
■分裂
体が2つ以上に分裂することで増える方法です。ミドリムシやイソギンチャクなどが行います。
ミドリムシ
■出芽
分裂に近いのですが、新しい個体が親の個体に小さな形で形成され。次第に大きくなって分裂していく方法です。
ヒドラやサンゴなどが行います。
ヒドラ
■胞子生殖
キノコのように胞子をとばして繁殖をする方法です。菌類やコケ、シダ類なのがこれを行います。
■栄養生殖
植物の根や茎などの一部から、新しい個体が作られる方法です。じゃがいもなどが行います。
無性生殖の特徴
無性生殖では、親の体の一部が分離して新しい個体になるために、新しい個体は
親の遺伝子をすべてそのまま受け継いでいます。