前回のおさらい
前回は、生殖には無性生殖と有性生殖があることに言及し、その中でも
無性生殖について詳しく書いていきました。今回は有性生殖についてです。
有性生殖
多くの動物には、雄と雌が存在しています。オスとメスは
配偶子と呼ばれる生殖細胞をそれぞれの体内で作ります。
精子や
卵子がまさにこれになります。
この配偶子は、合体(接合)して新しい生命になります。
配偶子による生殖を
有性生殖といいます。
配偶子のタイプ
配偶子には大きく分けて3つのタイプがあります。「
同型配偶子」、「
異形配偶子」、「
卵・精子」です。
■同型配偶子
同型配偶子とは、性質は異なるものの大きさや形が同じ配偶子のことを言います。
■異形配偶子
異形配偶子とは、性質にもその大きさや形にも違いがみられる配偶子のことを言います。
■卵・精子
異形配偶子がさらに異なる形になったものを言います。
有性生殖の特徴
有性生殖では、子は親の遺伝子をそれぞれ半分ずづ受け継いでいます。
無性生殖に比べて常に新しい遺伝子を持っている子孫が誕生するので、環境の変化にも適応しやすいメリットがあります。