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18_80 西アジア・地中海世界の形成 / ローマ帝国

コロッセウムとは わかりやすい世界史用語1138

著者名: ピアソラ
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コロッセウムとは

コロッセウム(ラテン語: Colosseum、イタリア語: Colosseo)は、ローマ帝国時代の円形闘技場で、フラウィウス朝の皇帝たちによって建設されました。建設作業は紀元70年からウェスパシアヌス帝の治世のもとで始まり、紀元80年に彼の息子であるティトゥス帝によって完成しました。この巨大な建物は、ネロ帝の黄金宮殿(ドムス・アウレア)の跡地に建てられました。

コロッセウムの構造と設計

コロッセウムは楕円形の形状を持ち、石材、コンクリート、タフ(火山岩)で構築されています。その最大の高さは4階建てで、推定5万人から8万7千人の観客を収容できる設計でした。



使用目的とイベント

コロッセウムは、主に剣闘士の戦いや動物狩り、模擬海戦などの娯楽イベントに利用されました。これらのイベントはローマ市民に無料で提供され、皇帝の権威と寛容さを示す手段として機能しました。特に、ティトゥス帝の治世時に行われた開場式では、100日間にわたる壮大な祝祭が開催され、多くの剣闘士や動物が命を落としました。

コロッセウムの歴史的変遷

ローマ帝国の衰退と共に、コロッセウムも次第に利用されなくなりました。中世には、フランジパーネ家やアニバルディ家によって要塞として使用されました。15世紀後半には、教皇アレクサンデル6世がコロッセウムを採石場として利用することを許可し、多くの石材が他の建築物に再利用されました。

保存と修復

コロッセウムは長い年月にわたり風化や損傷を受けてきましたが、20世紀後半からは大規模な修復作業が行われています。特に1990年代以降、イタリア政府による修復プロジェクトが進められ、現在もその保存と修復が続けられています。

コロッセウムは、ローマ帝国の建築技術と文化を象徴するものであり、その壮大な構造と多様な用途で知られています。
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『世界史B 用語集』 山川出版社

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