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4_80 古代までの日本 / 飛鳥時代・奈良時代

大化の改新の真相

著者名: 早稲男
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大化の改新

聖徳太子がなくなった後、権力をにぎったのは蘇我蝦夷(そがのえみし)、蘇我入鹿(そがのいるか)の親子でした。

蘇我氏はまず、聖徳太子の子供で聖徳太子の次を継ぐであろうとされていた山背大兄王(やましろおおえのおう)を殺害します。
これによって敵がいなくなった蘇我氏は独裁的な政治を行います。しかし、彼らの政治に不満を持つ者も少なくはありませんでした。

そこで立ち上がったのが中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり。後の藤原鎌足)です。
中大兄皇子と中臣鎌足は、共謀をして蘇我蝦夷、蘇我入鹿の親子をたおすことに成功し、独裁的に行われていた政治を取り戻します。

以前は、この事件のことを大化の改新と言っていましたが、現在ではこの事件のことを乙巳の変(おっしのへん)、そして蘇我氏を滅ぼして政治の体制を整えた一連の流れのことを大化の改新とよんでいます。
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『詳説日本史』 山川出版 
『日本史 用語集』 山川出版 

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