国風文化における美術・建築
平安時代では、当時の文化や宗教観から、現在にも残る様々な美術作品や建築物が登場しました。
■大和絵(やまとえ)
これは源氏物語のワンシーンを描いた大和絵です。
学校の資料集などにも載っていると思いますが、この
大和絵が登場したのはこの時期です。日本画はここから始まったとされています。
■寝殿造(しんでんづくり)
当時の貴族の住宅は
寝殿造と呼ばれる方法で建てられていました。
■宗教建築
この時代は、阿弥陀仏の最盛期です。
生きているうちに念仏を唱えておけば、死んだ後に極楽浄土に行けると信じられていたことから、阿弥陀仏の像や建築物が作られました。
中でも京都の宇治にある
平等院鳳凰堂は有名ですね。
藤原頼通が建てたことも一緒に覚えておきましょう。