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18_80 西アジア・地中海世界の形成 / 古代オリエント世界

オリエントの都市国家とは 世界史用語100

著者名: ピアソラ
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オリエントとメソポタミア

オリエントとは、ヨーロッパから見た東方の地域を指す言葉で、東洋とも呼ばれます。オリエントには、西アジア、中央アジア、南アジア、東南アジア、東アジアなどの広い範囲が含まれます。オリエントの歴史は古く、多くの文明や文化が栄えました。その中には、都市国家と呼ばれる独立した政治的なまとまりを形成した地域もあります。都市国家とは、一つの都市とその周辺の領域からなる国家のことで、自らの主権を持ち、他の国家と対等に関係を結びます。

メソポタミアは、現在のイラクやシリアにあたる地域で、紀元前4千年頃から紀元前6世紀まで存在した文明です。メソポタミアという名前は、ギリシャ語で「二つの川の間」という意味で、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた肥沃な平野に位置していました。メソポタミアでは、世界最古の文字である楔形文字が発明され、数学や天文学、法律などの分野で進歩が遂げられました。メソポタミアの歴史は、多くの都市国家が興亡を繰り返したもので、ウル、ウルク、ラガシュ、エリドゥ、バビロンなどの都市が有名です。これらの都市国家は、互いに貿易や戦争を行い、時には同盟を結んだり、時には征服されたりしました。メソポタミアの都市国家は、周辺の大国によって次第に支配されていき、紀元前6世紀にはペルシア帝国に併合されました。
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・オリエントの都市国家とは 世界史用語100

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『世界史B 用語集』 山川出版社

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