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伊勢物語『芥川・白玉か』(昔、男ありけり。女の、え得まじかりけるを〜)の品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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■はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、鬼はや一口に喰ひてけり。
はや | 副詞 |
夜 | ー |
も | 係助詞 |
明け | カ行下二段活用「あく」の未然形 |
なむ | 終助詞 |
と | 格助詞 |
思ひ | ハ行四段活用「おもふ」の連用形 |
つつ | 接続助詞 |
ゐ | ワ行上一段活用「ゐる」の連用形 |
たり | 存続の助動詞「たり」の連用形 |
ける | 過去の助動詞「けり」の連体形 |
に、 | 接続助詞 |
鬼 | ー |
はや | 副詞 |
一口 | ー |
に | 格助詞 |
喰ひ | ハ行四段活用「くふ」の連用形 |
て | 完了の助動詞「つ」の連用形 |
けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
■「あなや。」と言ひけれど、神鳴るさわぎに、え聞かざりけり。やうやう夜も明けゆくに、見れば、率て来し女もなし。足ずりをして泣けどもかひなし。
「あなや」 | 感動詞 |
と | 格助詞 |
言ひ | ハ行四段活用「いふ」の連用形 |
けれ | 過去の助動詞「けり」の已然形 |
ど、 | 接続助詞 |
神 | ー |
鳴る | ラ行四段活用「なる」の連体形 |
さわぎ | ー |
に、 | 格助詞 |
え | 副詞 |
聞か | カ行四段活用「きく」の未然形 |
ざり | 打消の助動詞「ず」の連用形 |
けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
やうやう | 副詞 |
夜 | ー |
も | 係助詞 |
明けゆく | カ行四段活用「あけゆく」の連体形 |
に、 | 接続助詞 |
みれ | マ行上一段活用「みる」の已然形 |
ば、 | 接続助詞 |
率 | ワ行上一段活用「ゐる」の連用形 |
て | 接続助詞 |
来 | カ行変格活用「く」の未然形 |
し | 過去の助動詞「き」の連体形 |
女 | ー |
も | 係助詞 |
なし。 | 形容詞・ク活用「なし」の終止形 |
足ずり | ー |
を | 格助詞 |
し | サ行変格活用「す」の連用形 |
て | 接続助詞 |
泣け | カ行四段活用「なく」の已然形 |
ども | 接続助詞 |
かひなし。 | 形容詞・ク活用「かひなし」の終止形 |
■白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えなましものを
「白玉 | ー |
か | 係助詞 |
何 | 代名詞 |
ぞ | 終助詞 |
と | 格助詞 |
人 | ー |
の | 格助詞 |
問ひ | ハ行四段活用「とふ」の連用形 |
し | 過去の助動詞「き」の連体形 |
とき | ー |
露 | ー |
と | 格助詞 |
答へ | ハ行下二段活用「こたふ」の連用形 |
て | 接続助詞 |
消え | ヤ行下二段活用「きゆ」の連用形 |
な | 強意の助動詞「ぬ」の未然形 |
まし | 反実仮想の助動詞「まし」の連体形 |
ものを」 | 詠嘆の終助詞 |
【『白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えなましものを』わかりやすい現代語訳】
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