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『大江山の歌』の品詞分解(十訓抄・古今著聞集)
著作名: 走るメロス
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思はずに、あさましくて、「こはいかに、かかるやうやはある。」とばかり言ひて、返歌にも及ばず、袖を引き放ちて逃げられけり。小式部、これより、歌詠みの世におぼえ出で来にけり。


思はずに形容動詞・ナリ活用・連用形
あさましく形容詞・シク活用・連用形
て、接続助詞
「こ代名詞
係助詞
いかに。副詞
かかるラ行変格活用・連体形
やう
やは係助詞
ある。」ラ行変格活用・連体形
格助詞
ばかり副助詞
言ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
返歌
格助詞
係助詞
及ばバ行四段活用・未然形
ず、打消の助動詞・連用形
格助詞
引き放ちタ行四段活用・連用形
接続助詞
逃げガ行下二段活用・未然形
られ尊敬の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形
小式部、
これ代名詞
より格助詞
歌詠み
格助詞
格助詞
覚え
出で来カ行変格活用・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形






これはうちまかせて理運のことなれども、かの卿の心には、これほどの歌、ただいま詠み出だすべしとは、知られざりけるにや。

これ代名詞
係助詞
うちまかせて連語:サ行下二段活用・連用形「うちまかせ」+接続助詞「て」
格助詞
理運
格助詞
こと
なれ断定の助動詞・已然形
ども、接続助詞
代名詞
格助詞
格助詞
格助詞
は、係助詞
これ代名詞
ほど
格助詞
歌、
ただいま副詞
詠み出だすサ行四段活用・終止形
べし可能の助動詞・終止形
格助詞
は、係助詞
知らラ行四段活用・未然形
尊敬の助動詞・未然形
ざり打消の助動詞・連用形
ける過去の助動詞・連体形
断定の助動詞・連用形
や。係助詞


※現代語訳:十訓抄『大江山』わかりやすい現代語訳と解説

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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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