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徒然草『主ある家には』の品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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徒然草『主ある家には』
ここでは、徒然草の一節『主ある家には』の品詞分解を記しています。
※現代語訳はこちら:徒然草『主ある家には』の現代語訳と解説
※徒然草は兼好法師によって書かれたとされる随筆です。清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。
品詞分解
※名詞は省略しています。
主
ある(ラ行変格活用・連体形)
家
に(格助詞)
は(係助詞)、
すずろなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
人、
心
の(格助詞)
まま
に(格助詞)
入り来る(カ行変格活用・連体形)
こと
なし(形容詞・ク活用・終止形)。
主
なき(形容詞・ク活用・連体形)
所
に(格助詞)
は(係助詞)、
道行き人
みだりに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
立ち入り(ラ行四段活用・連用形)、
狐・梟
やう(接尾語)
の(格助詞)
もの
も(係助詞)、
人気
に(格助詞)
せか(カ行四段活用・未然形)
れ(受身の助動詞・未然形)
ね(打消の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
所得顔に(形容動詞・ナリ活用・連用形)
入り住み(マ行四段活用・連用形)、
こだま
など(副助詞)
いふ(ハ行四段活用・連体形)、
けしから(形容詞・シク活用・未然形)
ぬ(打消の助動詞・連体形)
かたち
も(係助詞)
現るる(ラ行下二段活用・連体形)
もの
なり(断定の助動詞・終止形)。
また(接続詞)、
鏡
に(格助詞)
は(係助詞)
色・かたち
なき(形容詞・ク活用・連体形)
故
に(格助詞)、
よろず
の(格助詞)
影
来たり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
映る(ラ行四段活用・終止形)。
鏡
に(格助詞)
色・かたち
あら(ラ行変格活用・未然形)
ましか(反実仮想の助動詞・未然形)
ば(接続詞)、
映ら(ラ行四段活用・未然形)
ざら(打消の助動詞・未然形)
まし(反実仮想の助動詞・終止形)。
虚空
よく(副詞)
もの
を(格助詞)
入る(ラ行下二段活用・終止形)。
我ら(代名詞)
が(格助詞)
心
に(格助詞)
念々
の(格助詞)
欲しきままに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
来たり(ラ行四段活用・連用形)
浮かぶ(バ行四段活用・連体形)
も(係助詞)、
心
と(格助詞)
いふ(ハ行四段活用・連体形)
もの
の(格助詞)
なき(形容詞・ク活用・連体形)
に(断定の助動詞・連用形)
や(係助詞)
あら(ラ行変格活用・未然形)
む(推量の助動詞・連体形)。
心
に(格助詞)
主
あら(ラ行変格活用・未然形)
ましか(反実仮想の助動詞・未然形)
ば(接続助詞)、
胸
の(格助詞)
内
に(格助詞)、
そこばく(副詞)
の(格助詞)
こと
は(係助詞)
入り来たら(ラ行四段活用・未然形)
ざら(打消の助動詞・未然形)
まし(反実仮想の助動詞・終止形)。
※現代語訳はこちら:徒然草『主ある家には』の現代語訳と解説
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