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7_80 第1分野 / 1年:気体の性質/水溶液

簡単!濃度計算のキホン

著者名: Shinobu
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はじめに

前回は溶液とはなんなのかについて説明しました。
今回は、溶液の濃度について学びましょう。

濃度の求め方

溶液には溶かした物質が同じものでも、濃度によってちがうものになります。

例えば、同じ塩水でも薄い塩水と濃い塩水がありますよね。

この溶液の濃さを表すときに使われるのが、重量パーセント濃度です。

重量パーセント濃度というのは、溶液全体の質量に対する溶液の質量の割合を、パーセントで表したものです。

これを式を使って表してみます。

溶液の質量=溶質の質量+溶媒の質量

濃度(%)=溶質の質量(g)÷ 溶液の質量(g)×100



となります。最後に100をかけるのは、パーセント表示にするためです。

問題を解いてみよう!

公式だけだとわかりにくいので、ちょっと問題を解いてみましょう。

問:12gの食塩を588gの水に溶かすと、何%の食塩水ができるか?


この場合、食塩は溶質、水は溶媒ですね。

まず、溶液の質量を求めましょう。
溶液の質量=溶質の質量+溶媒の質量

溶液は、溶質(食塩)+溶媒(水)ですから、
12g(食塩)+588g(水)=600g(食塩水)

食塩水は600gだとわかりました。

さて、次に濃度を求めましょう。
濃度(%)=溶質の質量(g)÷ 溶液の質量(g)×100

この食塩水の濃度は、
12g(食塩)÷ 600g(食塩水)=0.02

これをパーセントにするために100をかけます。
0.02×100=2%


濃度は2%だとわかりました。

おわりに

濃度の計算はかなり色々なパターンがあります。
まず、この基礎的な計算をマスターして、応用問題に備えましょう!
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・簡単!濃度計算のキホン

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