英語の第3文型
このテキストでは、英語の第3文型の説明していきます。S・V・O・Cって何?、第1文型、第2文型って?という方は、過去のテキストで説明していますので、そちらをチェックしてみてくださいね!このテキストの下にある「つながりのあるテキスト」で確認できます。
それでは本題です。
第3文型の形はS+V+O
「SはOをVします」と訳します。
※Sは
主語、Vは
動詞、Oは
目的語、Cは
補語
1:
I have a dream.
S V O
私には夢があります。
2:
He plays basketball everyday.
S V O
彼は毎日バスケットボールをしています。
3:
She loves listening to music.
S V O
彼女は音楽を聴くことが大好きです。
英語の文を構成するS・V・O・Cの4つの要素のうち、
SとVとOを使った文のことを第3文型と言います。例文1のようにS・V・Oだけの文でもよく使われますし、例文2や例文3のように、S・V・Oの文にさらに単語がくっついている場合もあります。
「第3文型はS+V+Oの文」とではなくて、「S・V・O・C4つの要素のうち、SとVとOを使っているのが第3文型」と思ってもらった方がいいかもしれませんね。
第2文型と第3文型の見分け方
よくあるのが、第2文型か第3文型かわからないという質問です。もっというと、V(動詞)のあとにくる単語がC(補語)なのか、それともO(目的語)なのかわからないということです。
第2文型の特徴は、「
"S="C"」となることでした。1つ前の第2文型に関するテキストを見るとわかると思いますが、
I am a student. 私は学生です。
この文において
I(私)=student(学生)であることがわかると思います。「
S=C」なので、この文は第2文型です。
ところが第3文型はどうでしょう。上に挙げた例文1、2、3をそれぞれみてみましょう。
例文1では、「I(私)≠dream(夢)」ですし、例文2でも「He(彼)≠basketball(バスケットボール)」ですね。例文3でもやはり、「She(彼女)≠listening(聴くこと)」であることはわかると思います。
このことから、少なくとも例にあげた文は、第2文型ではないということがわかるはずです。
では次の文はどうでしょう。第2文型でしょうか?それとも第3文型でしょうか?
A:
He plays tennis.
B:
He looks happy.
動詞の前のHeが、動詞のあとのtennisやhappyとイコールかどうかを見てみましょう。
例文Aの場合、「He(彼)=tennis(テニス)」とはなりませんので、少なくとも第2文型ではありません。例文Bの場合は、「He(彼)=happy(幸せ)」が成り立ちますので、この文は第2文型であることがわかります。
He plays tennis.
実はこの文はがまたやっかいなのですが
He plays in the room.
とした場合、この文章は第1文型となります。
SとVのみで、
目的語がありませんからね。
※正直、「この文は第○文型でしょうか?」なんて問題は受験ではまず出ることはないので、学校の定期テスト対策ぐらいに考えておけば大丈夫だと思いますよ。
第3文型の例文
第3文型の形をした文をいくつか挙げておきましょう。ここに挙げるものはすべて覚えておいても損はないと思います。
4:
I know him very well.
彼のことをよく知っています。
※「IがS」、「knowがV」、「himがO」です。
5:
I like tea better than coffee.
コーヒーより紅茶の方が好きです。
※「IがS」、「likeがV」、「teaがO」です。
6:
I keep walking every morning.
毎朝散歩を続けています。
※「IがS」、「keepがV」、「walkingがO」です。
第2文型のテキストで、keepは第2文型によく登場する動詞だと紹介しましたが、うしろにつく単語によって文型が変わりますので気をつけましょう。
7:
Do you know when the party begins?
パーティがいつ始まるか知っていますか?
※「youがS」、「knowがV」、「when the party begins」がOとなります。