たいていの英語の文章は、主語と動詞がセットになってできています。その中でも動詞は2つのタイプがあります。それが
be動詞と呼ばれるものと
一般動詞と呼ばれるものです。
I am from Kyushu.
I live in Hiroshima.
この2つの文章を例に、be動詞と一般動詞の特徴・使うタイミングについて考えてみましょう。
be動詞
「~です」や「~がいる」、「~にいる」のように、
名前や肩書、存在を表す動詞のことをbe動詞と言います。この"存在"というのがすごくわかりにくいので、例文でチェックしてみましょう。
I am Toshi. 私はトシです。
※「~です」となる典型的なbe動詞の文ですね。
I am a teacher. 私は先生です。
※「~です」(教師という肩書)を表す文です。
I am from Kyushu. 私は九州出身です。
※fromは「~出身」という意味で、from Kyushuで「九州出身」と訳します。この文章も「~です」を表す文ですね。
She is in the classroom. 彼女はクラスルームにいます。
inは「~の中に」という意味で、in the classroomで「クラスルームの中に」と訳します。
"
彼女がクラスルームの中に存在している"というところから、be動詞は"存在"を表す動詞と言われるのです。
be動詞は種類が少なく、
am、
is、
areの3種類しかありませんのでしっかりと覚えましょう。
一般動詞
一般動詞は、教科書や参考書によっては普通動詞とも呼ばれます。「勉強する」や「歩く」のように
行動を表す動詞のことを一般動詞と言います。
日本語の文章で言う「動詞」と同じニュアンスですね。
I study hard everyday. 私は毎日、一生懸命勉強します。
I walk to school. 私は学校へ歩いて行きます。
一般動詞は種類がたくさんありますので、
そのつど出てきたものをひたすら覚えるしかありません。この一般動詞をどれだけ知っているかが英語をうまく使えるかにかかわってきますので、少しずつでも覚えていくようにしましょう。
動詞には過去形と未来形がある
英語で過去のことや未来のことを話すには、動詞の形を変える必要があります。これは英語の勉強を進めていくと必ず出くわしますので、これらはそのときに説明するとしましょう。