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8_80 ことば / 漢字・単語・熟語・ことわざ

「聞く」と「聴く」の違いと使い分け

著者名: 春樹
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似たような言い回しをするけれど、実は意味が違う。そんな言葉にフォーカスをして連載していきます。第4回は聞く聴くについてみていきましょう。

「聞く」

意識しないでただ耳に入ってくる音を受け入れるという場合には「聞く」を使います。例えば次のように使います。

・教室の外から、車の音が聞こえてくる。

これは意識して車の音を耳にしているのではなくて、ただ勝手に耳に入ってくる音をきいているというシチュエーションですね。また、道をたずねるときにも「道を聞く」と使います。



「聴く」

一方で「聴く」は、積極的に意識して音に耳をかたむける場合に使います。例えば次のように使います。

・クラシックのコンサートで素敵な演奏を聴いてきた。

これは、コンサートの音を意識してきいているというシチュエーションですね。授業を聴くやCDを聴くというように、耳をかたむける音が決まっているような場合に使います。
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『広辞苑』 岩波書店

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