新規登録 ログイン

6_80 私たちと国際社会の諸課題 / 世界の平和

今もなお紛争が続く地域~スーダン、ナイジェリア、パレスチナ~

著者名: 早稲男
Text_level_3
マイリストに追加
はじめに

政治的価値観、宗教の対立、独裁政権への不満、民族間の対立など、様々な理由から独立を求める運動は勃発します。
デモから過激なものになると紛争になることも少なくありません。

ここでは、今もなお紛争が続いている地域(2012年3月現在)についてまとめていきましょう。

スーダン内戦

1955年から続く、アフリカ最長の内戦です。2011年7月に、南スーダンがスーダンから独立を表明したものの、国境付近での油田(アビエイ地区)をめぐって今でも戦いは続いています。

ナイジェリア暴動

民族・宗教の対立から国内でのテロや交戦が続いています。
特に北部のイスラム勢力と南部のキリスト勢力との間での抗争は激しさを増しています。

パレスチナ紛争

1948年から続く、パレスチナとイスラエルの間で続く紛争です。
ことの発端は、1917年にイギリスがバルフォア宣言で「パレスチナはユダヤ人の土地である」と宣言をしたことでした。元来そこに住んでいたのはアラブ人で、このバルフォア宣言のためにそれまでアラブ社会だったパレスチナにユダヤ人自治区が誕生します。(アラブ人が住み始める前は、エルサレムはユダヤ人にとって約束の地だったのですが。。。)

自治区であればまだよかったでしょう。
1947年に国連はユダヤ人の治める国としてイスラエルの建国を認めた辺りから雲行きが怪しくなってきます。もともとそこに住んでいたアラブ人からすれば、自分たちの土地をいきなりおわれてしまったということになります。イスラエルと、それに反発したアラブ勢力との戦いが今なお続いているのです。

Tunagari_title
・今もなお紛争が続く地域~スーダン、ナイジェリア、パレスチナ~

Related_title

Keyword_title

Reference_title
『なるほど知図帳 世界2012』 昭文社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 17,201 pt 
 役に立った数 8 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。